中古マンションの購入を考えて、毎週のように物件を見に行っていた時期があります。
内覧を申し込む時は、立地と価格、間取りを吟味して選びますが、いくつか見ていくうちに、実際に購入するとなると、それ以外の部分もよくチェックしなければいけないことに気が付きました。
その一つが、廊下やエレベーター、自転車置き場などの共用スペースです。室内は売主の方や不動産業者によってクリーニングされていたりリフォームされていたりしますが、共用スペースには日ごろの様子がさらけ出されます。
掃除がずさんだったり、自転車の置き方が乱雑だったりするのは、そういう意識の住民が多いということを意味します。共用スペースの管理がイマイチなマンションは、実は分譲マンションを賃貸で住んでいる住人が多いこともあるようです。不動産に掘り出し物がないというのはその通りで、同じような物件でも、値段の高いマンションは、共用スペースがきちんとしていることに気づかされました。
特に大阪で不動産投資としてマンションを購入する場合は、共用スペースも含めて購入することになるので、事前にしっかりチェックすべきだと思いました。