二世帯住宅のリビングは私の自慢

二世帯住宅を建てたのは、夫の両親の高齢が理由でした。トイレ、玄関、階段には、もちろん、手すりを最初から取り付けました。本庄市の平屋の家の中には段差はなく、完全バリアフリーです。六畳の客間は和室ですが、その部屋とリビングとの間にも段差はありません。
義両親が杖や車いすを使うことを考慮して、リビングは広くものを極力おかないようにしました。また、一部が吹き抜けで、二階から、リビングにいる両親をそっと見守れるような設計にしています。使い勝手ばかりにこだわると家の中が殺風景になるので、照明は工夫しました。リビングが庭に面しているので、窓を大きく切り、窓側を吹き抜けにして、窓の上の壁にダウンライトを付けました。このライトは、照度と角度がリモコンで操作できるようになっていて、人が来たときは、明るめに、夜、静かに過ごしたいときは、照度を落とすなどすると、とてもいい雰囲気になります。
狭いところにいるとストレスが溜まるので、広いリビングとおしゃれで機能的な照明にして、本当によかったと思っています。これが私の自慢です。